【088】ピンキーくん


「蜂蜜大好き!お茶目熊ピンキーと!」


「俺の」


「「子供なんでも相談コーナー!」」


「お兄さんお兄さん、今日もホラ、こんなにたくさんのお葉書が来てるよ!みんなありがとうー!」


「えー、みんなどうも有り難う、じゃ、一枚目、HNプリン大好キング


「メールなの!? お兄さん、こんなに山積みのはがき目の前にしてメール読んじゃうんだ!?」


「本名 若林 勝 くん


「ダメだよ! お兄さん本名言っちゃってるよ! しかもHN言った後だから余計にイタイよ! ごめんね若林くん! でも君の友人関係に責任は持てません!」


「からの質問です、えー、近所の猫がにゃーにゃーうるさいのです、なんでですか教えて下さい、あと、ピンキーくんは何ていう種類の熊なんですか? 教えて下さい」


「わ! ホントだね〜僕の家の周りにも一杯野良猫いるんだけど、たまにすごぉーくうるさいよ、ねえ、お兄さんなんで〜?」


「セックスがしたいからでゲス」


「ゲェー! お兄さんお兄さん!やりすぎだよ!短刀を直に入れすぎだよ! しかも小さく「ゲス」ってしっかりキャラ確立してる辺り抜け目ないネ!」


「あと、ピンキーの種類は「元ヤン」です」


「お兄さんてば!まだ昔の友達とかから未だに電話かかってくるんだから止めてよ! 一応隠してるんだからね!」


「二枚目のお便り、えー、宮崎県 PN フルーツ俺 さんからの質問」


「あ、フルーツ俺くん、アリガトー!」


「コンビニの前で定時にたむろしてる人たちがいますが」


「あー!いるよねー! なんでだろーね〜? 僕なんか怖くてコンビニ入れないよー! あの人達は邪魔だねー!」


「ピンキーはその程度の元ヤンです」


「俺の話だったのか! 続いてたのか!」


「尚、定時なのは、バイトの娘をお持ち帰りし、皆で


「今日はこの辺でおしまーい! じゃねー! 良い子のみんなまたね〜!!!」