【038】ピンキーくん
「ねえねえ、ねえってばお兄さん、お兄さ〜ん!」
「お、今日はどうしたんだい、最近ようやく1人でヤングジャンプを買えるようになった小熊ことピンキーくん」
「わあ! わざわざ隣町まで行ったのに知ってるなんて、やっぱりお兄さんは千里眼だなあ」
「あはは、興信所って知ってるかい?」
「貴様っ!
あ、そうだ、ねえ〜 今日はわかんない事を聞きに来たんだよ!」
「なんだい、答えられる事なら峰不二子の血液型まで答えてあげるよ」
「わ!すごおいー!
えっとねえ、今日はねえ、なんで飛行機は空を飛べるのか? ってことなんだよ〜、不思議だよ〜不思議だよ〜」
「お! 似つかわしくないほど良い質問だね! 確かに皆飛行機は空を飛べると思っているけど、理由を知ってる人はほとんど居ないよね。そこで今日は、実際に実験をしてみよう!」
「わあ! 本格的ぃ!」
「それじゃ、ピンキーくん、ちょっと手伝って。
ちょっとこれ持って」
「こう?」
「うん、そうそう」
「ねえ、お兄さん、なんでお兄さんだけ手袋してるの?」
「ん、いやいや、黙ってろ糞熊」
「はーい」
「よし、完成! じゃ、ピンキーくんグイっといってみようか!」
「うん、それぇ!
ぷはぁ!全部飲んだよ! ねえ、お兄さんコレなあに!」
「メチルアルコールだよ」
「目があー!! お兄さん目が目が!! ヴァー!」
「はいじゃあ、今週はここまで!
来週は「ピンキー初コミケの巻」だよ!お楽しみに!」
峰不二子はA型。