【081】霊界探偵


僕は、アップした後の日記を見ることは殆どしません。


以前もチラッと書いたかもしれませんが、図書館に行って自転車を盗んできました。


盗んだなどと言うと非常に聞こえが悪いですね、僕はいつも「鍵を壊され、盗まれ、さらに放置」された自転車を選んで乗ってるわけですから、世間から離脱した自転車をもう一度交通サイクルに戻しているわけです。自転車なだけに。


で、ちょうど自転車が盗まれて困っていたところだったので、図書館の駐輪所から一台拝借したのです。が、どうもおかしい、この自転車に乗ってからというもの、どうも妙なことばかり起きます。


ブレーキが急に効かなくなったりはしょっちゅうですが、今日など車にはねられそうになりました。


信号が点滅している横断歩道を半ば強引に渡ろうとしたときに車が突っ込んできたのです。僕は渡る前すでにその車の存在を知っていましたし、距離もありましたから、「すいませんちょっと通ります」的な顔をしていたのですが、車の方はまるで僕が見えないかのようなスピードで僕の方へまっしぐら。異変に気づいた僕は車を避ける体制に入ってましたし、運転手の方も7Mくらい手前でようやく僕に気づいたかのように急ブレーキを踏んでいたので、怪我らしい怪我は無かったんですが、いや、すごい恥ずかしかったです。ぶつかってからクラクション鳴らすんだもん。


ちなみに自転車の方はぶつかったショックで前輪が曲がり使い物にならなくなりました。

自転車の目的は未だ不明です。僕はというとその後駅からまた別の一台を拝借し、それに乗っています。この自転車は実に乗りやすく、前のような事は未だに起きてません。



みなさんも誰のモノか知れない自転車に乗るときは注意して下さい。特に、鍵はかかっていなくとも前輪と後輪に変な縄が巻いてあるものは、止めた方が良いでしょう。